工事区域内の水質監視
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工事区域内の水質監視
港湾、空港、道路等の建設整備により、濁りの発生が懸念されます。サンゴ類の多くは、体内に褐虫藻と呼ばれる微生物が共生しており、褐虫藻の光合成から生成されるエネルギーを利用して生命を維持しています。水の濁りや巻き上げられた懸濁物がサンゴの表面を覆うことで光が遮られ、光合成を十分に行えなくなり、サンゴ類は衰弱し、死滅します。
そのため、工事区域内において水質を監視し、濁りが発生した場合は施工業者や事業者と密に連絡を取り、必要であれば対策を施すことで、サンゴ礁の環境保全に貢献します。