セーシェル
第二次マヘ島零細漁業施設整備計画
- プロジェクト名
- セコンディ水産業振興計画
- 国名
- セーシェル国
- 発注者
- JICA
- 実施期間
- ~
本プロジェクトは、セーシェル共和国プロビデンス地区における漁港整備の拡張プロジェクトです。セーシェル共和国の経済は観光業と水産業を二本柱とする中、首都圏内にあるビクトリア漁港とプロビデンス漁港では、漁獲量や漁船隻数の増加に伴い、係留施設の不足及び製氷能力の不足といった問題がありました。既に飽和状態にあるビクトリア漁港での混雑解消を図り、プロビデンス漁港における岸壁の延長や製氷施設の整備により、首都圏内漁港の運営・維持管理を強化することで、問題を解決することを目的としました。これらの整備により、港内の混雑率を半減させ水産物の水揚げ量を150トン/年から300トンを目指しました。また、氷の安定供給により、水産物の品質向上にも役立ち、漁業従事者のみならず、地域社会における水産業への波及効果が期待されております。