船体動揺シミュレーション
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船体動揺シミュレーション
船に積まれた物資を積み下ろす作業、または船へ物資を積み上げる作業を荷役(にやく)作業と呼び、一般的には船を岸壁に係留(けいりゅう)(=船を岸にロープなどでつなぎ止めること)させて行います。このとき、船は波の影響と、ロープの張力および防舷材(ぼうげんざい)(=船と岸がぶつかるのを防止するクッション材)の反力を受けて複雑に揺れて動きます。このように、船がどの方向に、どの程度揺れるかを時系列的に解析する計算が船体動揺シミュレーションです。
荒天時に船の揺れが大きいために荷役作業ができない事例の要因究明や、船の揺れを小さくする係留方法の検討等に活用します。また、近年増加しているインバウンド対策として、大型クルーズ船が安全に係留可能かどうかの評価にも活用します。